医療脱毛はなぜ痛い?痛くない脱毛方法はあるの?
医療脱毛の痛みはサロン脱毛よりも強い?
脱毛サロンでの脱毛とは違い、医療脱毛は施述の時の痛みが大きいと言われます。確かに、実際に脱毛を行った人に聞いてみると、医療脱毛はサロンでの脱毛よりも相当痛みが強いのだとか。ムダ毛は綺麗にしたいけれど、痛いのは嫌ですよね。どうして医療脱毛は痛いのでしょうか。
基本的に、医療脱毛は毛を抜くためにレーザーを当てるのではなくて、細胞にダメージを与えるためにレーザーを当てます。つまり、医療脱毛の痛みは細胞を破壊することによる痛みなのです。医療脱毛はサロンでの脱毛よりも出力の強いレーザー機器を使い、少ない回数で確実に毛を少なくする効果がありますが、その分痛みも強くなるというわけです。
さらに、もともとの肌の状態やその人の毛の太さ、使う機器の出力の量によっても痛みは変わってきます。さらに女性は生理の前や生理中は肌がいつもより敏感になるため、痛みを感じやすくなるという方も多くいます。痛みに弱い方は医療脱毛よりもサロン脱毛を選ぶことが多いですが、確かに痛みは少ない一方で、効果もサロンの方が小さいということを覚えておきましょう。
麻酔を使って痛みを軽減するのはアリ?
痛みに弱い方は、少々値段が張っても麻酔をしてから全身脱毛をしたいという方が多くいます。確かに、麻酔で痛みを全然感じないようにできたら楽ですよね。でも、実は麻酔はしない方がよいというクリニックが多くあるのですが、それはなぜだかわかりますか?
実は医療脱毛の施述では、基本的にどれくらいの痛みを感じるかで適切な出力量を決め、その出力が安全であることを確認します。そのため、麻酔で痛みを感じなくしてしまうと安全の判断を行うのが難しくなり、結果として火傷や肌トラブルのリスクが大きくなってしまうのです。そのため、麻酔をするのではなく、痛みを感じないギリギリのレベルにレーザー出力の量を調整して施述することがおすすめです。
痛みを少なくする方法はあるの?
自分でできる痛み軽減方法
クリニックでレーザーの出力を調整してもらうこと以外に、全身脱毛の痛みを軽減するおすすめの方法がいくつかあります。
まず一番基本的で一番大事なのは、保湿をすることです。肌が乾燥していると肌のバリア機能が低下し、普段よりも痛みを感じやすくなってしまいます。そのため、脱毛をする前にはしっかり保湿を行いましょう。保湿は継続的に行うのが効果的ですので、できれば脱毛前だけではなく、毎日ボディークリームで保湿するのが理想的です。また、日焼けをすると肌が乾燥してしまうので、日焼けを避けることも非常に効果的です。
もう一つ忘れてはいけないのは、体調不良の時や生理の前後の施術は避けること。体調の変化によって肌がより敏感になっている可能性が高いので、体調が悪い時には脱毛施術を行うのは避けましょう。
医療脱毛では冷やすことで痛みが軽減される?
クリニックで独自に行っている痛み対策としては、脱毛する箇所を冷やすことが非常に効果的です。
全身脱毛、特にVIOのムダ毛処理はとても痛いという口コミが多いもの。レーザーを当てる前後に保冷パックや冷たいジェルで患部を冷やすのです。レーザー脱毛の機器によっては、レーザーとともに冷風を当てながらレーザーを照射して痛みを軽減させるものもあります。もしクリニックでそのような冷却を行ってくれない場合は、保冷パックなどを持参して、使ってもらうことをお願いするのもいいかもしれませんね。
また、レーザーの照射部分を冷やすことで肌の炎症を抑えたり、赤みを抑えたりするメリットもあります。脱毛をした当日は自宅でも肌を冷やし、ケアをすることで痛みや肌トラブルが軽減するので、積極的に行ってみましょう。

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